あき家(空き家)とリノベ ときどきリフォーム

パートナーインタビュー

パートナーインタビュー

熟練大工のていねいな仕事で 住まいに、もう一度、いい風を。

高陽建設

高松市西植田町の「高陽建設」の事務所を訪ねました。こちらは、木材加工工場とショールームが一体となった、香川県最大規模の製販一体施設。また、林町のサンメッセのそばには、本社とギャラリー(Gallery sizucu)を構えています。

高松市西植田町にある、ショールームを兼ねた「高陽建設」社屋

併設しているファクトリー(木材加工工場)では実際に大工の加工風景や木材を見る事ができます

高陽建設は、昭和33年の創業以来、伝統の木造建物にこだわり抜く企業です。
開放的な空間に、木の温もりとセンスのいいインテリアが心地いいショールームで、代表取締役の西尾直樹さんと、スタッフの高橋幸子さんにお話を聞きました。

代表取締役の西尾直樹さんと、スタッフの高橋幸子さん

高陽建設は、新築の注文住宅はもちろんのこと、リフォーム・リノベーションブランドを持っています。
「『Refuh(リフー)』は大工集団「KOYO WORKS」のリフォームブランドです。『Refuh』の名前は、「Reform/リフォーム」と「Refine/リファイン」から生まれた言葉。受け継いだ家や、偶然に出会った中古住宅など、時を経た住まいに、自然素材の心地よさを加え、もう一度、いい「風」を呼び込みたいという想いが込められています。
「弊社ではリフォームではめずらしい、自然素材をメインに使用するスタイルにこだわっています。経験豊富な設計士と大工が、大手リフォーム専門会社では対応が難しいオーダーにもきめ細やかに対応いたします」と西尾さん。
実は、高松市林町の本社に併設しているギャラリー(Gallery sizucu)も、リノベーション物件です。
「ギャラリーとして利用している建物は、弊社の先代社長が大工として昭和33年に建てた納屋の一部を移築リノベーションしたものです。近くの山の木で造った納屋として50年近く活躍していましたが、道路拡張により解体されるところを譲り受けました。それを現在の場所で建て直し、それにデザイン性を加えることによって見事に古民家風のギャラリーとなっています。移築後11年が経過しましたが、今でも時折カフェと間違えてお客様がいらっしゃいます。夏には土壁特有の冷ややかさが、冬には薪ストーブによってじんわりとした温かさが自然のやさしさと共に包まれる建物です」
リフォームやリノベーションにおいても、経験豊富な設計士と大工が、新築同様の丁寧な仕事を手がけていることが高陽建設の強み。また、職人の技がキラリと光る、手の込んだリノベ―ションが得意です。
「定期的にリフォーム相談会も開催しています。リノベーション、メンテナンス、エクステリアのご相談にも応じていますのでお気軽にお立ち寄りください」

インテリアもおしゃれなショールーム

ショールームには木造住宅の模型も

Interview 2020.7.14

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