あき家(空き家)とリノベ ときどきリフォーム

パートナーインタビュー

パートナーインタビュー

既成概念にとらわれず、 喜んでもらえる空間をつくりたい

パームスデザイン設計事務所

別荘下のビーチの朝焼け

高松市の市街地から車でおよそ10分の場所にある、倉庫を改装した建物の「パームスデザイン設計事務所」を訪ねました。以前の事務所が手狭になったので、もっと広い場所を探していたところ見つけた物件だそう。
「あえてあまり手を加えていません」という通り、外観は倉庫そのもの。1階はガレージ兼倉庫に使用し、2階はリノベーションして、オフィスにしています。Macが並ぶオフィスは、白とナチュラルな木目を基調としたインテリアで、外観とはまるで雰囲気が違います。室内にはどこか異国文化を感じるアートが飾られ、心地良いBGMやナチュラルな空間で、仕事もはかどりそうです。

オフィスにて。左は取締役の山本さん、右は代表取締役の國宗幸史さん

代表取締役の國宗幸史(くにむねこうじ)さんは、高松工芸高校の建築科を卒業して県外の大学の建築科に進学。卒業後は香川県に戻り、店舗設計・施工の会社に就職します。その後、お父様が社長を務める会社「デザイン国」に入社。同社の取締役専務役を経て、2012年4月に独立し、「パームスデザイン設計事務所」を設立。
2014年1月には「株式会社パームス」を設立しました。
業務内容は、店舗、住宅の設計・施工、商業施設開発をメインに、インテリアデザイン、内装監理業務などを行っています。
「最近ではリノベーションに関わる機会も多くなりました」と國宗さん。
具体的に施工例の写真を見せてもらいながら、仕事内容を聞きました。

國宗さんの庵治の別荘。ライティングやインテリアにもこだわりが満載。

海を臨むウッドデッキで気持ちよさそうなお孫さん。オレンジ色の夕日に包まれる時間帯は、なんとも幻想的だそう。

まずは、國宗さんの別荘。ここは特に國宗さんの想いの詰まった建物といえます。瀬戸内海に突き出た庵治半島の高台の上の中古物件をリノベーションしました。もともと住まいとして使っていましたが、お母さまと同居するために新しく家を建てたので、現在別荘として使用しています。お孫さんとの憩いの時間もここで過ごすのだとか。瀬戸内海を望むオ―シャンビューを贅沢に楽しめるように建てられていること、また、薪ストーブを取り入れたことが特徴です。
ちなみに現在の國宗さんの住居は「小さくて快適な家」をテーマに建てたのだとか。大きな特徴は2つあり、①高齢者向けに2階への階段を2段少なくすることで、登り下りをラクにしたこと。②床・天井・壁に発泡ポリウレタンを入れることで省エネの暮らしを実現したこと、だそうです。

「リモージュ京都」エントランス外観。施工後

「リモージュ京都」エントランス外観。施工前(当時の名称は番町ビルディグ)

また、新スタイルのオフィスビルを提案したのが、高松市の中心部、番町にある「リモージュ京都」。従来のオフィスビルの概念にとらわれない「オフィスらしくないオフィス」をテーマに大胆な提案をしたそう。例えば、床は以前の床材をはがしてウレタン塗装し、またコンクリート打ちっぱなしの部分を残した内壁、ロフトっぽい室内の雰囲気などオフィスビルとしては斬新なアイデアがちりばめられています。
「古いビルの暗い印象を払拭し、モダンな感じのデザインにしました」と國宗さん。モデルルームの写真が公開されると、すぐに問合せがあったそうです。

「リモージュ京都」

「リモージュ京都」はエントランスや各フロアの廊下、エレベーターもリノベ。モデルルームの写真を公開すると、すぐに問合せがあったそう

「リモージュ京都」リノベーション前のエントランス

「この仕事をしていていつも思うのは、きれいな建物を建てるだけでなく、
人に喜んでもらえるものをつくりたいということ。さらにこの頃は商業施設を任せてもらうことが多く、手がけた仕事で『商売が繁盛してもらうこと』も目標の1つです。ですから、経営、将来のビジョンまで入り込んでしっかり話をして、設計・施工させていただいています」と國宗さんは語ります。

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Interview 2020.8.4

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