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パートナーインタビュー

パートナーインタビュー

オープン後も続く“店創り”。目指すのは末永く寄り添えるパートナー

デザインセンター

建築業界では、店舗のデザイン・設計・施工を専門的に行うプロ集団のことを「店舗屋」と呼ぶのだそう。1960年頃、「店舗の数だけ店舗屋があった」といわれるほどその数は香川県内で急速に増え、香川の「店舗屋」は、県内のみならず日本の商業建築デザインの基礎をつくり、牽引する存在だったそうです。

創業以来、店舗屋として商業建築に携わってきた「デザインセンター」の高松市檀紙町にある社屋を訪れました。

デザインセンター社屋

今回をお話を伺ったのは、代表取締役社長の日下大祐さん。日下さんは大学を卒業後、商業建築や商空間を数多く手がける「乃村工藝社」に就職しました。最初の4年間は、現場監督として百貨店の“店舗創り”を担当。その後、2年間の営業経験を経て、父が設立したデザインセンターに就職しました。「これまでのお客様の言葉や笑顔から学んだ“店創り”のやりがいや楽しさが、今の仕事に強く結びついていると感じます」と話す日下さん。

代表取締役社長 日下大祐さん

地元香川を中心に、これまで多くの店舗を“創り”上げてきたデザインセンター。「商売をしている人や、これから始める人の想いはとても熱く強いものです。また、その想いは十人十色。オーナー様の想いをじっくり聞き、その想いに応えられる空間を一緒に“創り”上げます。同時に、成功する空間を“創る”ことが店舗屋にとって最大の使命です」と日下さんは語ります。そのため、店舗の完成がゴールではありません。店をオープンした後も、常に進化する目標に向かって永く寄り添えるパートナーとして「常に隣にいる存在」になる努力していくことを目指しています。

2019年オープン EYEEYEISUZU east

2020年オープン 春風堂南新町店

2020年オープン GRASS高松店

店舗屋の仕事は、オープン日ありきのスケジュール。オーナー様や店の開店を待ちわびているお客様のためにも、決して遅らせることはできません。売れる店にするためには時勢に応じて方向性が変わることもしばしば。その状況に応じるために、正確さに加え、スピード感、そして柔軟さと対応力が求められるのです。「当社は、社員全員が設計・デザイン、最終工程まで一貫して担当することができます。一人ひとりが、オーナー様の想いや希望を敏感に感じ取り、求められることに対してチームで柔軟に応じられることが私たちの強みです」。

社内打合せの様子。オーナー様の想いをカタチにするためチームで何度もミーティングを重ねる

社員一人ひとりが核となり活躍しているデザインセンター。「若い世代の新しい視点を積極的に取り入れ、常に進化しながら柔軟に“空間創り”をしていきたいです。個人的な目標としては、香川県の商業建築の伝統を次世代につなげ、クオリティーの維持、向上をしていきたい」と日下さんは話します。店舗屋としての商業建築に携わることへの誇りと、“空間創り”に込めるデザインセンターの熱い想いを知ることができました。

今年から会社で育てている朝顔。グリーンカーテンをつくる予定

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