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パートナーインタビュー

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インテリアショップから小さなまちづくりへ

インテリアショップcosta

香川県高松市前田東町、長尾街道から脇道に入ったところにインテリアショップcostaがあります。
今回お話を伺ったのはインテリアなどのセレクト販売から、家や店舗、オフィスのコーディネート提案、オーダー家具のデザインまでを担う店長の岸涼子さんです。
「色んな国のインテリアジャンルやまだ見出されていないものを見つけてきて、 お客様にワクワクしてもらいたい」との思いで作られているお店は、モダン、カジュアル、ヴィンテージ、オリエンタルなど、ジャンルにとらわれず世界各地のマーケットで仕入れた商品が勢揃いしています。今まで出会ったことのないお気に入りのインテリアに出会えるかもしれません。

スペースごとにコーディネートされており、食卓やリビングの様子がイメージしやすい店内

インテリアショップを始めたのは、岸さんが23歳の時。
幼い頃から雑貨やインテリアが好きでしたが、当初は仕事にしようとは思っていなかったといいます。しかし、当時パートナーだった現在の夫・晃一郎さんがイベントでオリジナルのポストカードなどを作って出店したり、商店街で店を営む人と出会ったりする中で、「自分も店をやってみようかな」という思いに少しずつ変化していきました。そして、晃一郎さんの後押しで独立を決意。2008年、高松市のトキワ街で最初のインテリアショップをオープンしました。
接客も小売りも未経験ながら、がむしゃらに「やってみて失敗したらそれもいっか!」という心持ちで挑戦した岸さん。店は3年で営業を終えましたが、当時の経験は後にインテリアショップを再開する原動力へとつながりました。

最初にオープンしたインテリアショップの店内の様子

その後、家具店での8年間の勤務を通して、家具についても知見を深め、インテリアコーディネーターの資格を取得しました。そして2019年、高松市上福岡町に「インテリアショップcosta」をオープンし、インテリアの道を再スタートしました。
岸さんはその後も、インテリアコーディネーターに加え、カラーセラピスト・メンタルケア心理士の資格を取得。「インテリア心理士」として、おしゃれかどうかだけでなく、家具の形や手ざわりといったインテリアの与える心理的影響も考慮しながら、お客さんに合わせて色づかいや配置なども提案。インテリアを通じて暮らしを心から豊かにするお手伝いをしています。

キッチンの色に合わせて、ダークトーンでまとめた空間。costaオリジナルのダイニングテーブルは、無垢の天板にアイアンのデザイン脚が組み合わされ、スタイリッシュながらも柔らかい雰囲気

モデルハウスの家具・小物一式をコーディネート。オークの建具や床材に映える様に、あえて落ち着いた色のウォルナットを合わせてメリハリのあるインテリアに仕上げた

仕事をする上で大切にしているのは、「他のお店にないと思うものを積極的に探すこと」。同じような品物が置いている雑貨店も多い中、岸さんは心から「これが良い!」 と思えるものを選ぶことを心がけ、costaならではのラインナップを充実させていきます。
そして、もう一つ大切にしているのは「1つのジャンルに捉われないお店にすること」。岸さんは昔から「今日はモダンな感じ」「今日は可愛くしたい」「今はロックな気分」というように、好きなものがたくさんあったそう。色々なジャンルが好きだからこそ、お客さんの言葉から好みを汲み取って、幅広く提案することができます。

建売住宅を家具やカーテン、ラグ、照明でおしゃれにコーディネート。左はミッドセンチュリースタイル、右はイタリアンモダンスタイル

2025年には、店を現在の前田東町に移転しました。以前の店が手狭になってきて移転先を探していたところ、同じタイミングで晃一郎さんの勤め先である槙塚鉄工所も土地を探していました。
そして、農家の母屋と納屋が残る現在の土地を見つけ、納屋をインテリアショップに、母屋は民泊に生まれ変わりました。岸さんが以前から民泊をやりたいと考えていたことから、槙塚鉄工所にその想いをプレゼンテーションして実現。内装のコーディネートや家具のセレクトから、お客様とのやりとりまでを岸さんが担当しています。広い敷地内には槙塚鉄工所が運営するサッカーコートやトレーニングジムも完成しました。

インテリアショップcostaのすぐ隣にある民泊施設

CICgymのサッカーコート

CICgymのトレーニングジム

農機具が収められていた納屋だったと思えないほど素敵にリノベーションされた店内

槙塚鉄工所製の螺旋階段を上がった2階の一角は「Gallery Altana2」として、槙塚鉄工所のフライパンやスツールが並ぶ

2008年の開業当初から、自分のお店を持ち、その周りに小さなコミュニティができたらなと思っていたという岸さん。
「ランチを食べてコーヒーを飲み、ケーキも食べられるお店がある。そして、その真ん中に子どもたちが遊べる広場があり、子育て世代の方たちが働いて、子どもを預けられる学童保育があったらいいなと。 そういう小さいまちづくり的なことを昔からやりたいと思っていたんです」
最近、志を同じくする周囲の人たちとちょうどタイミングが重なり、その夢への一歩を歩み始めました。
柔らかい雰囲気をまといながらも、自分の力だけでなく、 同じ思いを持って目標に向かう人たちと一緒に、力強く大きな夢を叶えていこうとする岸さん。
costaを通して心豊かに暮らしてほしいと、お客さんの心の動きを大切にしたインテリアコーディネートを優しい笑顔で提案していきます。

 

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