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古民家あるある|建具編|
アキリノパートナーには、不動産事業者や工務店から建具店やお掃除業者までさまざまな暮らしの悩みを相談できるプロフェッショナルがいます。
『おしえてプロフェッショナル』は、「部屋の模様替えをしたい」「古くなった建具や畳、修理の目安がわからない」など、よくある暮らしのお困りごとをその道のプロに相談してヒントをもらうという企画。
今回は、建具についてご紹介します。
※建具とは、部屋や外部との仕切りのために用いる可動性の戸などの総称
「玄関戸が重い」「引き戸が動かなくなった」なんてことありませんか。特に、年数が経った家ではよくあること。実は、亀水プロジェクトでご紹介している旧南原邸でも、一部の建具が全く動かなくなり、「森本建具店」に直してもらいました。その時の話をもとに、建具の仕組みや普段の生活で気をつけるポイントをご紹介します。
建具が動かなくなる原因
古民家と呼ばれる家の多くは、石の土台部分に柱を乗せて固定しています。そのため、土壌の変化や長年予期せぬ付加がかかることで、石が沈み歪みが生じます。特に、上階の増築など最初の設計から変わっている場合、重さで鴨居が下がりやすくなるようです。
旧南原邸の場合、上階の増築などはしていませんでしたが、鴨居が下がってきたことで戸が動かなくなっていたようです。
埃が原因になることも !?
埃がたまっているまま建具を開閉していると、埃によって木が削られてしまいます。それにより建具と敷居がすり減り、最後は動かなくなってしまいます。普段から、こまめに敷居の掃除をすることが大切です!
今回のプロフェッショナルは
森本建具店
香川県高松市三谷町 176-1
tel : 087-864-8872